タロットコンビネーションリーディング講座
通常受講価格:100,000円
一括のお支払いの場合は、80,000円(税込み)となります。
※イベント・企画などにより価格は随時変動する場合があります。
タロットコンビネーションリーディング講座は、タロットの読み方に特化した講座です。コンビネーションリーディング等高度なリーディングテクニックを学べます。中級者以上の方にお薦めです。
●タロットコンビネーションリーディングを教えているタロットスクール。タロット講座は現在、存在しません。また、日本の書籍でもタロットコンビネーションリーディングを教える教本は存在しません。海外に2冊あります。しかし、どれも「意味」を覚える教本です。
■タロットコンビネーションリーディング講座は、連想法タロットリーディングを応用して、意味を覚えずに2枚・3枚のカードを1枚のように読む8通りのノウハウを教えています。
●各カードの読み方は実施しません。あくまでもリーディングに特化した講座です。合計で6回の講座です。
●フルセット78枚を使用し、「3cards Spread(スリー・オラクル)」から「ヘキサグラム」「ケルト十字」「ホロスコープ」など、様々なケーススタディを元にリーディングを実占してもらいます。
●コンビネーションリーディング(隣接した複数枚のカードを同時に読む)を学びます。
タロットコンビネーションリーディング講座カリキュラム
●受講日時はご相談にのります。
●講座は「スカイプ」という無料インターネット通信を使用します。
●受講料は講座前日までにお支払いください。
●講座は「スカイプ」という無料インターネット通信を使用します。
●受講期間は質問メールは無制限。
●「物語化(ストーリング)」のコツ・抑え所
●「3cards Spread(スリー・オラクル)」のバリエーションと実占
●コンビネーションリーディングとリビジョンによる高度なリーディングテクニック
●「5cards Spread」のバリエーションと実占
●「ヘキサグラム」「ケルト十字法」を使った実占テクニック
●「相手の気持ちを知るスプレッド」「YES・NOスプレッド」「場所・方角を知るスプレッド」「前世を知るスプレッド」等の高等テクニック
●すべての講座の終了時に、「テキスト」と「課題」がメールにて送付されます。
タロットコンビネーションリーディングとは何か?
まず「コンビネーションリーディング」とは何か?
タロット占いは、複数枚数を出して、相談者の質問に答え、導きを与えるものです。
2枚・3枚の上下左右に隣接したカードを、1枚として読み解くテクニックです。
実は「コンビネーションリーディング」は、タロットの中でも高等テクニックの1つです。
現実に、私が実地調査した68名のタロット占い師で、「コンビネーションリーディング」ができたのは1人しかいません。プロですらできないのです。
なぜか?
まず、教える人がいない。師匠もわからないわけです。
教本が無い。一部の書籍では、簡単にコンビネーションリーディングに触れていますが、その読み方は「慣れればできる」「インスピレーションでできる」です。
これでは、わかるわけがありません。
コンビネーションリーディングの間違いは、「****だから」「****になる」
「****のような」「****だ」と読むことです。
これは2枚を1枚づつ読んでいるのと、なんら変わりません。
私は30年のタロット生活で、8個のコンビネーションリーディングの読み方の方法を編み出しました。
まずは「相談内容」を把握すること。
そして、2枚のカードならば、まず最初の1枚の中で、相談に即した「部分=象徴」に視点を当てます。
それを「イメージ」するのです。
映画のワンシーンのように。
そのイメージを、連想させます。
連想は多ければ多いほど良いでしょう。
そして「連想」の中で、最も相談の回答に相応しい連想言語を選択するのです。
次に2枚目も同様のことをします。
例えば・・
「悪魔」と「塔」が左右で隣接しています。
ポジション定義は、エクササイズなので無視しましょう。
(次回はポジション定義も含めたコンビネーションリーディングを紹介します)
「悪魔」の「松明」「逆五芒星」「右手のヤーウェを貶すラテン語」に焦点を当てます。
イメージは「反乱」「拒否」「否定」でしょうか?
連想言語は、「革命を起こす」「親に反抗する」「正義を拒否する」「徹底的な冒涜」
「塔」は「崩れ落ちる塔」に視点を当てたとします。
イメージは、「粉々に砕かれた街」「戦争による大被害」にしましょう。
連想言語は、「戦争による無差別殺人」「罪無き者の街や村を破壊」とします。
ここで、「悪魔」の「正義を拒否する」を選んだとします。
「塔」は「罪無き者の街や村を破壊」を選んだとしましょう。
これを足し算するのです。
すると何か浮かんできませんか?
ナチスドイツのヒットラーの連合国への反乱と、ユダヤ人の無差別殺人。
正しい事を拒否して善人を殺害=無差別殺人
となります。
まだまだ、連想言語の選択によって、コンビネーションリーディングは変化していきます。
また人によっても違うでしょう。
相談者がいる場合のタロットコンビネーションリーディング
「相談内容」がある場合のコンビネーションリーディングの読み方ですね。
仮にある相談があったとしましょう。
「私は3ヶ月前に別れた彼と復縁できるか」という質問です。
ワンオラクル(1枚引き)で、「太陽」正位置が出ました。
この場合、疑う余地はなく、復縁は可能と読むのが普通です。
ただ「ワンオラクル」も奥が深いので、単純に「復縁できる」と言えるかはリビジョンというテクニックが必要ですが。
今度は「節制逆位置」と「太陽正位置」が出たとしましょう。
ポジションの定義はありません。
しかも二枚とも大アルカナで、カードの比重も同じです。
これをコンビネーションリーディングで読んでみましょう。
「太陽」のイメージを元に連想すると、「光」「暖かさ」「達成」「成長」「到達」「夏」「日真」「穏和」「成功」・・・と挙げればきりがありません。
しかし「節制の逆位置」が隣接しています。
ということは、そのまま「太陽」をまともには読めないということです。
そこで「節制」のイメージを元に連想します。
正位置の連想で結構です。
「安定」「秩序」「バランス」「器用」「中庸」「執着しない」「健康」「心と肉体の完全な調和」「潜在意識のパワーがスムーズに顕在意識に引き継がれる」・・・という感じでしょうか。
これを「逆位置」として考える場合、前述しましたが「偏り」として読むのです。
「不安定」「楽観すぎる」「無秩序」「厳しすぎる」「不器用」「器用貧乏」「執着の固まり」「病気」「過度なトレーニング」「心と肉体が離れる」「心だけ・もしくは肉体だけ」「潜在意識が未熟」「潜在意識が強すぎて理性を圧倒」・・・という偏りです。
ここでは、「太陽」は「希望の光」として連想し、「節制逆位置」は「不安定」を選択しましょう。
すると、「太陽」は曇ったり、雨が降ったり、また晴れたりと、「はっきりしない天気」です。
これを相談内容に当てはめれば、「はっきりしない復縁関係」「くっついたり、離れたりの繰り返し」と読めませんか?
これがコンビネーションリーディングです。
スプレッドのポジション定義によってコンビネーションリーディングの読み方が異なってくる
タロットは複数の枚数をドローし、各カードには「ポジション定義」があります。
「ポジション定義」がある場合のコンビネーションリーディングの読み方です。
仮に3枚引きをしたとしましょう。
1枚目は「力R」ポジション定義は「彼女の過去から今までの共通した男性関係の問題点」
2枚目は「正義」ポジション定義は「行動・精神ともに導く解決策」
3枚目は「星」ポジション定義は、「何も行動しない場合の彼女の運勢」
としましょう。
この場合は、「力R」は「正義」に影響を受け、「正義」は「力R」と「星」に影響を受け、「星」は「正義」に影響を受けます。
まずは、ポジション定義通りに「読む」のです。
問題点は「我慢・忍耐」が不足している。強引さが目立つ。自己中心的。優しさを忘れ、怒りが前面に出る。という連想になるでしょう。
解決策は、「正義」ですから、自分自身をしっかりと持つ。地に足をつけて動じない。曖昧さを無くし、自分の意志と相手の意志両方を尊重する。人間は本来、平等であることに気が付く。自分に厳しく、相手には公平な徳を身に付ける。
という連想ですね。
結論は「星」。
将来に希望はあるが、その希望はアバウトで明瞭ではない。惜しみなく与えることが自分を変える第一歩。
焦らず、何事にも平静心を持つ。将来は不確定要素、だから心配・不安・恐怖を感じることは無意味。と連想できます。
こうしてポジション定義毎に読んだ後に、コンビネーションリーディングを実施するのです。
ここでは、重要な「結論」である「星」に焦点を当てましょう。
「星」+「正義」です。
相手だけでなく全てのもの・人間に与える愛。愛されることよりも愛することのほうが大事。
将来の不明瞭さは現在の事実がわからないことから来る。正義も与える仁も徳目の1つ。
自信は愛と公平さから生まれる。
と読むことが出来ます。
どうですか?
単にポジション定義だけでも、リーディングは可能です。
さらにコンビネーションリーディングをすれば、もっと深く読むことができるんです。
タロットコンビネーションリーディングの実例
タロットは複数の枚数をドローしますよね。
実は簡単に「コンビネーションリーディング」を読む方法がまだあります。
実例で説明しましょう。
仮に2枚引きをしたとします。ポジション定義はありません。
要は「ワンオラクル」と同じということです。
右に「ソード2」
左に「隠者」
どちらも正位置です。
まずは「ソード2」。
彼女は1人で石の椅子に座しています。
後部は潜在意識の象徴である海。しかし彼女は背を向けています。
そして陸地、すなわち現実世界に執着しています。
完全に動きません。動けないのではなく、動かないのです。
彼女は×のカタチでソードを持っています。
これは「完全拒否」
「私に構わないで」「私の心に入ってこないで」と無言で言っているのです。
彼女は目隠ししています。
つまり「見えない」「わからない」
これは彼女自身が選択したものです。要は「観たくない」「知りたくない」のです。
彼女の周囲は静寂です。仮に音がしていても聞く耳はありません。
外部との接触を極端にまで、拒否しているからです。
そして孤独です。
ただこの孤独は、ポジティブな孤独ではありません。
自分以外を認めない、認めたくないネガティブな孤独なのです。
一方、「隠者」。
左手にカンテラを持っています。中には六芒星が見えます。
つまり「火」の象徴。
同時に右手には杖。これは「ワンド」つまり「火」です。
彼は現実世界から卒業しました。
何かを創造する力を得たのです。
だから両手に火を操ることができるのです。
彼は氷の山に微動だにせず立っています。
下を見つめ、自分の足跡をたどっているように見えます。
彼は粗末なマントを羽織っているだけです。
それで十分だからです。
なぜなら、こらから自己探求の旅に出るからです。
自分の魂を探す旅です。
当然、周囲は静寂そのもの。心の探究に騒音は妨害でしかありません。
そして孤独。
自己探求は自分自身がすべきこと。他者は無関係だからです。
この孤独は、ネガティブではありません。
心の旅のために「孤独」を選んだからです。
このように2枚のカードを読んでみました。
類似点は?
「静寂」「孤独」
対立点は?
「自己閉鎖」と「自己探求」です。
前述した通り、「隠者」は大アルカナ。
当然、比重は大きいわけです。
類似点からコンビネーションリーディングを紐解いていきましょう。
確かに「静寂」と「孤独」は似ています。
しかし、「ソード2」が積極的な「孤独」を妨害しています。
これを考慮すれば・・・
「迷いのある自我探求の旅」と読めるでしょう。
葛藤がまだ残っているのです。自己の解放が完璧ではありません。
「自己探求の準備が整っていない」とも解釈できそうですね。
では対立点から読めば、
「自己閉鎖」「自己探求」
心の中に入ることは同じですが、入り方が真逆です。
一方は完全に心の扉を閉めています。
つまり、自分自身も自己の心に入れないわけです。
「自己探求」は違います。
心を開かなければ、解放しなければ、探求どころではありません。
「ネガティブな感情を捨て去らねば出発はできない」と読めますね。
「心を解放する決め手・策が必要」とも言えます。
如何でしょうか?
意味に捕らわれることなく、意味などまったく無視で、
コンビネーションリーディングは論理的に読めることがわかりますか?
お客様がご用意するもの
●スカイプをインストゥールしたパソコンもしくはモバイルPCもしくはプレイステーション(2000以上)
●タロットデッキ(78枚のタロットのセット)
<タロットデッキ(カードのセット)について>
本講座は「ウェイト・スミス版」を使います。
最も一般的に流通しているカードです。
お持ちで無い場合は、下記のアマゾンのアドレスをご参照ください。
Albano-Waite Tarot Deck
The Rider Tarot Deck
●受講料は前払い制となっております。
●1講座または全講座の所定の金額を、下記の金融機関にお振込みください。
●尚、途中からの受講の場合は、日割り計算でお支払となります。金額はこちらで計算した金額をお知らせいたします。
●また、カリキュラムについては、理解度に応じて修正する場合もありますので、ご了承願います。
<お振込み金融機関>
ジャパンネット銀行 本店営業部 普通4067925
シゲナイシゲユキ